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センブリの花

深まりゆく秋の一日、青梅の杜にある山道の脇でセンブリの小群落を見つけました。
そこではこの時期に、可憐に咲く白い花を見ることができます。

senburi

かって、この辺りの里山では、山道と森林の境目の日当たりの良い場所に、
センブリの群落を随所に見ることができました。
ところが、いつしか森林の管理がなおざりにされ、山の環境が悪くなり始めるとともに、
センブリの個体数が少なくなり、群落そのものも次第に消滅してしまいました。

そのような事情を知っている者にとって、センブリの群落復活は大変うれしいものです。

なお、センブリは健胃作用のある生薬としてもよく知られています。
二日酔いで胃のむかつきに悩んでいるあなた!
苦いセンブリの煎じ薬で一瞬のうちにムカムカを解消できますよ。

ogura
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道の話

山の手入れをするにあたって道はとても重要です。
私たちのいう道は山の作業を行うのに必要な最低限の道です。
道がないと、手入れを行う作業員は重い機材を背負って
何十分も足下の悪い山道を歩かないといけません。
山を巡回するにも、とても時間がかかります。

道のメリットはいろいろとありますが、一番大きなメリットは
間伐した木材を山から出せることです。
間伐材といっても何十年と育った木はとても立派です。
でも道が無いと山で腐らすしか術がありませんでした。
適切な間伐をしないと山は育ちませんし、せっかく大きく育った木を
そのまま腐らすのはとても辛いことでした。

大橋式や四万十方式など、山に負担をかけることなく比較的容易に
道を敷設する方法が考案されたことにより、私たちでも山に道が作れるようになりました。
青梅の杜でも一昨年より道づくりを始めました。

michi1

最初は300m、昨年は800m、今年は1kmを超えます。
自前意外にも東京都でも作業道を開設してくれています。
当初、青梅の杜の路網密度は16m/haでした。
道づくりを積極的に行っている山では200〜250m/haの路網密度がありますから
まだまだこれからです。
今のペースでは200m/ha達成には100年以上かかりますから、とても気の長い話です。

できた道を利用して、今まで捨てられていた木も有効に利用することが
できるようになりましたし、頻繁に山に入れるようになりました。

また、道ができることにより、森の中に風と光が通るようになり森も活性化します。

michi2


新しくできた道のすぐ脇に真新しいアカゲラの穴を2カ所見つけました。
アカゲラにとって道は絶好の飛行ルートになったのでしょう。

道が森にとっていい影響を与えている証だと思っています。


takata

あやしい穴

新しく作った作業道脇のスギの木にあやしい穴を見つけました。

新しい穴

道の工事をしている時は気づきませんでしたし、まだ、穴のまわりの木が新しいので
最近あけられたものだと思われます。

二階建ての穴
ちょっと見えにくいですが、二階建ての穴も・・・

その次に新しい穴

あちこちで見られます。
穴のアップ
アップにするとこんな感じです。

物知りのkoga氏によると犯人はアカゲラではないかということです。
アカゲラはキツツキの仲間で、胸が赤く、後頭部も赤くなっているのが雄だそうです。
暮らしている巣穴の他にも昼寝用でしょうか何箇所も穴を作るそうです。
杜の中にはこうした穴がたくさんあります。
古くなってアカゲラがすまなくなった穴にはムササビが住むそうです。
ムササビが住んでいそうな穴も数箇所ありますが確認はできていません。
ムササビは、日没後1時間ぐらいたつと巣穴からでてきて森で遊びます。
そして日の出の1時間前ぐらいに巣穴に戻ってくるそうです。
一度、見にこようと思いながらなかなか実現していません。
是非、ムササビの写真を撮ってご紹介したいと思います。

takata

クリ拾い-青梅の杜の秋その2

青梅の杜も秋たけなわ。色とりどりの木の実を求めて、小鳥やリスや野ネズミやイノシシやタヌキやテンが大忙しです。例えば、この鮮やかに赤く輝く愛らしい実は、オトコヨウゾメ
オトコヨウゾメの実 2008.10.13
春には、白い可憐な花を咲かせ、虫達に蜜や花粉を提供し、もちろん、人の目も楽しませてくれます。
実は、多くの小鳥達にとって大切な食料です。まるで宝石のようですよね。私は、ルビーやガーネットより断然美しいと思うのですが。

次はクリ。
青梅の杜の広葉樹林には、実をつける野生のクリの木が、数十本はえています。360haの広大な面積に数十本ですから、決して多い数ではありません。クリは、山の生き物達にとっては、大変なごちそうです。もっと沢山増やして、リスやアカネズミやイノシシがおなか一杯食べられるように、私達は、毎秋、クリの実を拾って、苗を育てています。
今年もクリ拾いに山を歩きました。
いが付きクリ真0001
ところが....



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雨上がり

ふと足元を見ると、葉っぱに雨露の玉が・・・
tuyu


キリン草や周囲の草木も、秋の色に衣替え。
kirinsou


echigoya

滝の話 その1

青梅の杜にはいくつかの滝があります。
滝といっても皆さまがイメージされる滝とは違い、かなり小さなものです。
でも見慣れてくるとそれぞれに個性があって素敵です。

私が一番好きな滝は、薪窯パン工房木の葉の近く、稚児入りの沢にある滝です。

taki1


滝筋が幾重にも流れ立派にごうごうと音をたてて流れます。
幾重にも流れる白い水の筋と、島のような苔むした石の緑のコントラストが素敵です。
稚児入りの沢はここから小さな渓谷のような地形を流れ
木の葉の前で黒仁田川本流にと合流します。


黒沢川の支流にはふたつの小さな滝があります。
taki2
ひとつは黒沢川の源流近く、上栃谷12の入りと呼んでいる沢にあります。
落差は約2メートル、きれいな流れだと思っています。
一人前に滝の音もごうごうと響かせています。
この滝は沢のかなり奥にある為あまり知っている人はいません。
山を歩いていてふと足を止め、豊かな自然を実感できる素敵な場所です。

まだあります・・・が、この続きはまた後日。

takata

蛙のはなし

ちご入りの山道で巨大な蛙を踏んづけそうになりました。

kaeru2

全長20センチぐらいでしょうか。
ひなたぼっこをしているのか、ピクリとも動きません。

お世辞にも可愛いとは言えないどちらかといえば気持ちの悪い容姿で、
早々にその場を立ち去りかけたのですが、生き物好きのshimadaさんを思い出し、
気を取り直して写真をとりました。

kaeru1

カメラを近づけてもやはりピクリとも動きません。
彼にとってはうっとうしい人間に反応するよりも、今のひなたぼっこがなによりも大切、
多少の危険は承知で山道の真ん中に陣取ったのでしょう。
日に日に秋の気配が深まる中で貴重な日の光を体中に取り込み
やがて土にもぐり冬の眠りにつく大切な準備。

杜の生き物たちは早くも冬の気配を感じているのかもしれません。

takata

薪作り

雨の日の薪作り。
昨年、作成した作業道の支障木として伐採され、一年寝かしたものです。
1mほどの丸太を1/4に割り、テーブルにセット。
RIMG00090008.jpg

マグロを解体するかのように30cmにカットしていきます。

RIMG00120011.jpg

薪の凸凹を交互にあわせて、積みます。

RIMG00080007.jpg

パーフェクト。良い仕事してます。

RIMG00140013.jpg

今までは、伐採された後、山の中へ放置される事が多かったコナラ、ヤマザクラ等の広葉樹。
薪として、どこかで誰かをあたためてくれるでしょう。
何十年と生きてきた樹に感謝と労いを。 

ogawa






秋を彩る草木 - 青梅の杜の秋

青梅の杜もめっきり秋らしくなりました。
秋の里山を彩る草花を幾つか。


雨露を宿したマツヨイグサ(待宵草)
マツヨイグサ

「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ」
と竹久夢二に歌われたのがこの花です。
すっかり日本の風景に溶け込んでいますが、チリ原産の帰化植物です。


金色に輝くススキ(薄)
ススキ1

秋の七草で「尾花」として歌われています。


燃えるようなヒガンバナ(彼岸花-別名 曼珠沙華)
ヒガンバナ

秋の野を華麗に彩るこの花も、とても古い時代に中国から渡来した帰化植物です。
有毒植物ですが、飢饉のときには根を粉末にし、水にさらして毒を除去し、食用にされました。


ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
ヤマジノホトトギス

花の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名がついたようですね。


ヒヨドリバナ(鵯花)
ヒヨドリバナ

秋の七草の一つフジバカマの親戚です。
ちなみにフジバカマも古い時代の帰化種だそうです。

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