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山の雪

今日は今シーズン初めての雪となりました。

そんなには降らないだろうと思っていたのですが、止む気配は無くいつのまにか山は白く雪化粧となりました。
雪が積もった山はいつもの景色とは違い別の場所のようです。
とても美しくしばし見入ってしまいました。

残念ながら午後からは山の仕事はお休みです。事務所に戻り、窓から見る雪はビルの谷間に降ります。
林業会社なのですから、事務所からも山に降る雪を見ながら仕事をしたいものだと思います。


山の雪2

山の雪3

 

 

 



 

 

山の雪4

山の雪1

takata

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ささやかだけれど、水源の森

皆さん、水源の森というと、たぶん、深山幽谷、仙人が住み、かすみが棚引くような大きく懐の深い森を連想されるのではないでしょうか。
標高も高く、空気も澄んでほのかに淡い、そんな森の中で、コンコンと湧き出でる透き通った清水。
幾筋もの微細な流れを合せて、やがて渓谷となり、平地へと流れ下っていく。

確かに、そういう立派な水源の森はあります。
大河の流れも、そうしたスケールの大きな森が健全に存在し続けることによって保たれています。

実は、青梅の杜も、あまり知られていませんが、多摩川と荒川の水源の森の一つなのです。
杜の西部、石神地区から流れ出る石神川は、直接多摩川に注ぎ込みます。

水源1



杜の中央部から湧き出て、東へ向かって走る黒沢川、黒仁田川の2本の流れは、入間川を経て、荒川の本流へと流れ下っていきます。
最大標高454m、面積360ヘクタールの小さな、本当にささやかな水源の森ですが、ちゃんと一人前に分水嶺を持ち、杜の中でゆっくりと育まれた一滴一滴の清らかな水は、やがては、多摩川や荒川の雄渾な流れを形成することになります。

水源2

 


水源5
  森林整備が進んでから、 一つ一つの

  沢の 水量も確実に増えてきました。


 

 

 

 

 

 

木洩れ日を浴びて、キラキラと輝く水面を眺めながら、ふと思うことがあります。
今、沢に落とした一枚の木の葉も、運が良ければ、川の流れを辿り、東京湾にその身を浮かべることになるのかもしれない。

川の流れは森が育みます。

そして川は海へ流れを注ぎ、海の水は蒸発して雲になり、森に雨を降らせます。

ヒガシカワトンボ

 

 

森、川、海と続く悠久の連環の中で

多くの生き物達が、それぞれの生を

精一杯に生き、そして輝くのです。

 

 

 

 



そして、その連環の中で、輝く生命達の営みを護る為の仕事をしている、いや、させて頂いている、そのことが、私たちの喜びでもあり、プライドでもあります。


今年の夏もまた、ゲンジボタルは、幻想的な光の演舞を見せてくれるでしょうか。

石神川で寄り添うようにして厳しい冬を越そうとしていたタゴガエル達は、無事に春を迎えることができるのでしょうか。

深い森の中で、遠い、あの大きな青い海原に想いを馳せながら、細く険しい山道を歩く一日もあるのです。

koga

山の春

今年は春の訪れが早いようです。
早くも20度を超える初夏の様な日もありやはり温暖化なのでしょうか。
青梅も里の梅の花は咲き始め、山の木々も新芽がふくらみ始めています。

梅の花



昨年の今頃は大雪が降り寒かったのですが。


早い春は山の仕事にとってはちょっと困りものです。
木は気温が下がると根からの水の吸収を止め休眠状態となって冬を越します。
ですから冬は木の中の水分量が減少しています。
木材として木を利用するにあたって水分量が少ないということは好都合なのです。

仕事をするにおいても木が水をあげ始めると、重量が増えて取り扱いがしにくくなります。
今年は春の訪れを気にしながら追われるように木を伐っています。

余談ですが、山の芽吹きはとても美しい風景です。
特にコナラの森の芽吹きが私はとても好きです。

芽吹き 
ある日突然、それまで灰色だった森が、少し色が見えたかなと思ったら、その色が黄色だと気づきます。
そうするとすぐにみどりにかな思い、段々とみどりが確信できるように変わっていきます。
ほんの数時間でみどりの森に変わります。


昔の人は萌黄色とよくいったものだと思います。
ほんとうに山が萌え立つようにみどりにかわっていきます。これは感動です。
いちばんきれいな萌黄色は瞬間、木の生命力、自然の息吹を感じられる素敵な光景です。

是非、その瞬間を見に山に足を運んでみませんか。
お勧めは木の葉のテラス席、温かいコーヒーを飲みながら豊かな時間をお楽しみください。
私も今年のその瞬間はコーヒーブレイクとたくらんでいます。

takata

モミの木の受難(森のおじさんシリーズ第三弾)

いつもいい加減なおじさんにも律儀なところがある。
山の神様を祭る祠の傍らを通り過ぎる時は、必ず祠の前に立ち、 2拝2拍手1拝の拝礼を行いそれから山に入る。
その日もこの拝礼を行ってから、雨上がり直後の山に分け入った。

やや急な登り口を過ぎなだらかな尾根筋に達した時、ヒノキ林の木漏れ日に地面から立ち昇る水蒸気が浮かび上がり、ゆらゆらと輝く幻想的な文様を作り上げていた。
林内にあやなす光の輪舞を眺め、立ち込めている水蒸気と満ち満ちているフィトンチッドを胸一杯吸い込み、おじさんはこれ以上の幸せは無いという笑顔を見せた。

その刹那、おじさんは道端に生えているモミの木の5年生位の稚樹を一本抜き捨てた。
さらに道から4~5メートル林内に踏み込み、もう少し大きめな稚樹を引き抜こうとした。
手で抜き取ることができないので、左足で苗の中ほどを踏み、緩やかに撓んだところを右足で数回蹴った。苗の根が次第に浮き上がってきたところを、最後は手で抜いて放り捨てた。

その一部始終を見ていたヒノキが、たまらずに声を掛けてきた。
「おじさん、いくらなんでもあんまりだよ。それじゃあモミの木が可哀そうだよ。」

「今はお前さんたちより背が低くて、おとなしいが、20年もしないうちに立場が逆転するよ。そうならないように、小さい苗だから手を打ったんだ、感謝されてこそ非難なんかされたくないね。」
そう言い捨てると、おじさんは尾根道をさらに進んだ。

モミの葉

しばらく進むと、静まり返っている林の中の

山道にすでに茶色く変色し始めたモミの葉が

大量に散らばり、その周辺の空気も沈み切って

いるところがあった。

 



おじさんは、その辺の長老である境界木のヒノキを見上げるようにして、この理由を聞いた。


「見てごらんよ、あのモミに雷が落ちたんだ。 なんとか持ちこたえそうだったんだけど、結局、だめだったね。 突然、葉を全部振りまいてさ、一巻の終り。」
もみの木1


モミの木に近づいて見上げると、幹の中ほどから上にかけて斜めに樹皮が捲り上がり、鋭く削がれたような傷跡があった。

 

 

 

 

もみの木2



その傷跡を眺めて雷撃の凄さを想像していると、モミに南側を塞がれていたヒノキが声を上げた。

「こいつが小さかった頃は、おとなしくてさ、近所の付き合いなんぞもへらへらしてやがってね。ところがさ、いつの頃からか急に背がでかくなりやがって。

背がでかくなった途端、態度まででかくしやがって、それからは往生したんだよ、こいつには。」

「確かに憎まれっ子だったけど、急に死なれちゃうとかわいそうでね。」

「悪く言うのも少なくないけど、やっぱり仲間内のことだから悲しむのも居るよね。」

「あたしなんか、一緒に痺れたからね。大雨の夜だったけど、突然目の前が昼間のようになった途端。ビリビリっと来たのよ。そりゃー、凄かったもんね。」


最後に長老が、
「おじさん、当分の間、このモミの子供らを引き抜くのは止めにしないか。・・・・
背の高いおれの身代わりになったとも言えるし、少なくとも、仲間へ哀悼の気持ちを表したい・・・。」g>


おじさん「・・・・・・・・・」

おじさんは、その後もせっせとモミの苗を引き抜いて歩いていました。

ogura

今年の花粉2009!

今年もいよいよと花粉の季節がやってきました。

花粉症の方には恐縮ですが、本年もスギの木にはたわわに雄花がついています。 

               杉・花粉2    杉・花粉1

                        
             少し赤っぽく見えるのが杉で多量に雄花をつけています。

大きな社会問題となっている花粉症も、輸入材に押されて、

収穫期を迎えたスギの木が伐採されず大量に山に残っているからだとも言われています。

スギの木は40年才ぐらいになるとその子孫を残そうと多量に花粉を飛散させます。

それまでの成長期にはそれほど多くの花粉は生産されないそうです。

もし、日本の林業が正常に機能していれば、花粉を大量に飛散させる年齢の木は

収穫されて若い木に更新されていたはずで、これほどの問題にはならなかったそうです。

 


山の仕事をしていても花粉症にはなります。

私たちのスタッフにも数人花粉症の人間がいます。

花粉から逃げることもできずそのまっただ中で仕事をしなければならないのですから大変です。
幸いにも私はまだ無事ですが、花粉症の影におびえながら今日も山に向かっています。 

 

杉・雄花  

  杉の雄花です。

 

 

   

こちらが雌花です。雄花に比べて数は少ないです。  杉・雌花

 

杉・青い雄花   杉・熟した雄花   

まだ青い雄花です。       こちらはかなり熟してきています。

 

杉・花粉 

 中を割ると花粉がびっちり。花粉症の方、ごめんなさい。

  ※


  
takata

 

 

※ ナント!!

  朝、出社したら、花粉症の私の机の上に、砕いたスギの花粉が置いてありました。

  誰が犯人か・・・これで判明しました!(chimo)

ウラギンシジミ

このところ、事務所スタッフも山の作業に入っています。

夕方、ボロボロになって戻って来る状態で、ブログの更新ができず
申し訳ありません。

つなぎに・・・・・・・・

2~3週間前から、事務所の中を蝶が飛んでいます。

誰かについてきたのでしょうか?
さかんに飛び回っています。

どうやら「ウラギンシジミ」というシジミチョウの一種のようです。
はねを開くと茶色にオレンジの模様があるので、オスではないかとのこと。

この蝶は成虫の状態で葉の裏にしがみついて越冬するそうです。
たまたま暖かい事務所に入ってしまったため、春と間違えて
飛び回っているのでしょうか?

何か食べないと体力がなくなるのでは・・・・・

砂糖水にほんの一滴、ドリンク剤を入れて置いておいたら・・・

 おっ! 


ウラギンシジミ

確かに口を伸ばして吸っています!! 感激!



しかし・・・

ドリンク剤なんて飲まして良かったのかどうか・・・はなはだ疑問ですが。


chimo



幻(?)のワイルドベリーふゆいちごジャム

以前、「秋のなごりと冬の楽しみ」でもご紹介したふゆいちごのジャムを作ってみました。

ふゆいちご



1センチくらいの小さな実が赤く熟し、びっしり連なっています。
このまま食べても甘酸っぱく、おいしい木イチゴです。

ふゆいちご採集
 
 

一カ所で採れる数に限りがあるので、

あちこち分け入って・・・・

 

ふゆいちご採集2



ふゆいちご2



やっとボウル一杯の実を集めました。

これに砂糖を加え、鍋で焦げないようにかき混ぜながら・・・・・

ふゆいちご3



こんな感じのジャムができました。

味は・・・うん、おいしい!

ほのかな酸味と野生の香りが口いっぱいに広がります!

ツブツブが口に残りますが、これがまた洗練されていないワイルドベリーっぽくっていい感じです。

これは栽培するよりも、このふゆいちごが自分で適した環境を選んで自生しているのを

探して摘むのが醍醐味ですね。

chimo

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Author:saburou

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