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春の消息 その1

青梅の杜にも春がきています。
いつもよりずっと足早です。
ここ数年ずっと、早い春が続いていますが、今年は特に顕著なような気がします。
大丈夫なのかな、と、ふと心配になったりします。

ともあれ、
青梅の杜の春を 少しだけおすそ分け。

まずは、スプリングエフェメラル、春の妖精たち。
世の中には宝石よりはるかに美しいものがあることを実感させられます。

オカスミレ

オカスミレ

  

アオイスミレ

 アオイスミレ

 


タチツボスミレ1

タチツボスミレ

 


タチツボスミレ2
タチツボスミレのアップ

 


エンザンスミレ
エイザンスミレ

 


ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ

 


カタクリ
カタクリ

 


アズマイチゲ
アズマイチゲ

 


クロヤマアリ
シュンランの密をなめるクロヤマアリ

 

これは青梅の杜の春のほんの一部です。

写せる限りの春の生命の輝きを第二便でもお伝えすます。

koga

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久々の山歩き

最近ずっと作業の手伝いが続き、ゆっくりと山を歩けなかったのですが、今日は久しぶりにパトロールでゆっくりと杜を横断してきました。
お天気もよく、木々も少し芽吹きはじめとても気持ちの良い日でした。

3年前に間伐を行った森に立ち寄りました。
日があたる斜面にはシダがびっちりと生え揃い美しい森にとなっていました。


山歩き



この場所はちご入りの一番奥にあり手入れの遅れていた森で、まくっらで林床には何も生えていない森でした。
まだ、日のあたらない面は下層植生があまり育っていませんが、5年もたつと木も生長しとても美しい森になると思います。

今日はひさしぶりにカモシカにも会いました。
三郎です!


カモシカ三郎



カモシカ三郎3



道の脇で食事の最中でした。
5分ほど話しかけたのですが、振り向いて森に戻っていきました。

やっぱり山はいいです。とても気持ちのいい一日でした。

話はかわるのですが、昨日のTVに速水林業の速水社長が出演されていました。
速水社長には私たちもいろいろなことを教えていただきました。
FSC の取得を目指したとき、どうしたらよいのか解らず、スタッフ全員で三重の速水林業さんを訪ねさせていただきました。
速水社長自ら山を案内くださり、山にこめる熱い想いをお話しくださいました。
事務所のスタッフの方も丁寧にFSC 取得に向けてアドバイスをくださいました。
速水さんに負けない山を作りたい、日本の山の為に自分たちも何かしたいと大きなきっかけをいただきました。

TVの中で、速水さんは山の為に働いている、また、山仕事は作品を作っているみたいなものだとおしゃっておられましたが、よくお気持ちがわかります。
手をかければかけた以上に山は美しく変わっていきます。
山に関われたことはとてもありがたいことだと思います。
昨日のTVを見て、山に関心を持って下さる方がまた増えればいいなと思っています。

takata


続・かたくりの花

このところの温かさで、かたくりの花が一日でいっきにさきました。
どうぞご覧ください。

かたくりの花3



かたくりの花4

こんな所にも・・・・

かたくりの花6

かたくりの花7

うす紫の何とも可憐な花ですね。

 

takata

森のテーブル

見て下さい、このテーブル!!

森のテーブル1



青梅の杜で私たちと共に、森を守る活動をしている環境NPO法人「ベルデ」の木工班の方々が、青梅の杜の間伐端材で作って下さったテーブルです。

今までは林業会社なのに、折りたたみ式の会議用テーブルを使っていました。


材料はふんだんにあるのだから、せめてテーブルくらいは森の香りのするものを・・・と、前々から思っていたのですが、ついに念願が叶いました!

ベルデの皆さん、ありがとうございます。

森のテーブル2


丁寧に、頑丈に作って頂き、感激です!

コーヒーなどをこぼして、シミをつけないように大切に使います!

chimo

かたくりの花

今年初めてのかたくりの花が一輪咲きました。

かたくりの花2



例年よりは早いように思います。

かたくりは手入れのされた落葉広葉樹林に育ちます。
里山の手入れがされなくなりその姿も減ってきています。
青梅の杜のかたくりも毎年草を刈り手入れのされている場所に咲きます。
近隣の方々も温かく見守って下さり段々と数が増えてきました。

かたくりの花



場所をお伝えしたいのですが、盗掘される方がおられますので残念ですが内緒にさせていただきます。

温かく見守っていただける方ばかりになるといいですね。

takata

街に森を その2

改めて自分の廻りを見回して見ると木という存在がほとんどないことに気づきます。
私たちのオフィスも鉄筋コンクリート造の建物で、机や書棚も全てスチールです。オフィスの中にはほとんど木がありません。
どこが林業会社なんだと思うありさまです。

パン工房「木の葉」は最初から木を意識して造りましたのでこれは少し胸をはれます。

木の葉の屋根工事

 

 

 

  

 

 

 

 




木の葉のテラス

 

木の葉の天井




街を見渡しても木を感じさせる建物は皆無です。
木造の建物であっても外装には不燃材を使用しなければならない場合がほとんどですので仕方がないこととはいえ、森林の国としては寂しい限りです。


かつての日本には木造の大建築を作る技術がありました。
その技術は世界に類をみない高度な技術であったそうです。
法隆寺に始まり、東大寺の大仏殿や、東寺の五重塔など多くの木造建築物が災害に耐え現存しているのがその証です。
この技術も、明治時代においてそれまでの日本の伝統や文化、技術を否定し、西洋文明を全面的に受け入れ模倣したことにより衰退してしまいました。

もし明治時代に、それまでの日本の伝統、文化、技術の上に上手く西洋文明を取り込んでいれば、今の日本は大きく変わっていたのではないでしょうか。
地震や火災に対する問題を解決し、巨大な木造ビルが林立するような光景があったかもしれません。
また、かつての江戸の街は究極にリサイクル社会であったと言われています。そのシステムが現代まで継続されていたらどうだったでしょうか。
もっと世界に誇れる、地球に一番優しい国になっていたのではと思います。

木の葉側面
薪窯パン工房「木の葉」の側面  日を追うに従って、木の風合いが生きてきます。

 

takata

新里山エコシステムの始動(薪炭林の植樹)

3月1日、青梅の杜で植林がありました。

主催は、青梅の杜でこれまでも重要な役割を担ってきた、環境NPOベルデ
弊社は、地ごしらえや苗の準備などを担当し、株式会社、環境NPO団体、一般市民の方々との協同の歴史がまた一つ積み重ねられていきました。

植樹してくれたのは、環境NPOベルデの公募に応じて集まってくれた一般のボランティア60名、さらにベルデ会員60名、弊社社員7名がサポートする形で加わり、皆が心を一つに合せての一大イベントになりました。

スギ・ヒノキの人工林を皆伐した跡地に、コナラを中心とした夏緑落葉樹の苗、500本を植林しました。もちろん全て、地元産の苗です。

植樹方法の実演

 

 植樹方法の実演 

 

    植樹方法の実演2

 
かつての里山で普通に行われていた、人と自然の共生を新時代に即した形で蘇らせようという、「青梅の杜 薪炭林ローテーション管理復元プロジェクト」の一環です。


苗・道具運び 

 ボランティアの方々にお客様になってもらうので

 はなく、「共に働き、共に喜ぶ」という形を全面に

 出した植林になりました。

 苗や道具も自分たちで運びます。

 

 


三人一組 


 三人で1チーム

 チームワークが大事です。

 

 

植樹1

                         

           

            愛情をこめて植えます。

 

 

 

 

 

 


このプロジェクトには、二つの大きな命題があります。

化石燃料の大量消費によって生じた、二酸化炭素の増大、地球温暖化問題の解決に、ある一定の解答を提供すること、それがまず、一つ目の課題です。

この林分では、植林を行わず、萌芽更新という木自体が持っている自然の力によって森林の更新を行います。

区域を20に分け、毎年一区域毎に皆伐を行い、20年後に一巡した時には、最初に皆伐した区域は、収穫に適するまでに成長しているので、自然の力によって半永久的に循環する森であるといえます。

 
1歳から20歳までの若い林分が広がるので、二酸化炭素の吸収力が旺盛です。
伐り出された材は、空気中の二酸化炭素を吸収して育ったものなので、その材を燃焼させてエネルギーを得ても、二酸化炭素は、元々あった大気中に戻るだけだ、という考え方も成り立ちますし、伐られた木の切り株からは、新たな芽が萌え出し、再び大気中の二酸化炭素を吸収し始めるので、カーボンニュートラルであるとともに持続可能なエネルギーの供給源となり得るということです。

つまり、この林から得た、材や枝葉、下草を燃やしたり、エタノールにしてエネルギーを得ることは、二酸化炭素削減に貢献する事になるので、この「薪炭林ローテーション管理復元プロジェクト」は、究極のエコシステムであるということができるのです。


植樹2

 

 

 急斜面にも負けず・・・

 

 

 



植樹3 


植樹4

 

                             

                                                    

 

 

   数の力!

 

 

 





 

 

もう一つは、20年後に成立する雑木林が、そして、その薪炭林としてのローテーション管理が、人と自然の理想的な共生の核となり、生物多様性の揺り籠となっていくであろうことです。

落葉広葉樹林の薪炭林としてのローテーション管理では、通常、区域を20位に分け、毎年一区域毎に順次皆伐を行い、伐採地では、植林を行なわず、伐られた木の切り株からの萌芽によって、林分の更新を行います。

20年後に一巡した時には、最初に皆伐した区域は、収穫に適するまでに成長しているわけです。
毎年一区域毎に順次皆伐していくので、0歳(伐採直後、草原)から20歳(成林、伐採直前)までの多様な林齢の林分を生物に対して永続的に提供し続けるという意味で、里地・里山での生物多様性の維持に大きく貢献していたことは、良く知られています。

植樹5

 情熱の力!

 

 

 

 




つまり、例えば、伐採直後の林分は、草原状になり、チョウやバッタ、トンボ、草原性の小鳥、トカゲやノウサギなどに好適な生息環境を提供します。

狩りをするオオタカやサシバのような猛禽類にとっても開けた草原は必要不可欠な空間です。

伐採後5、6年たつと、切り株から育った芽が、低木となり、低木林が形成されます。

そこには、ヤブを好む、ウグイスやヤブサメなどの小鳥、ヤマドリやノウサギの隠れ場所になりますし、低木林を好む多くの昆虫の住処になります。

20年後、大人になった雑木林には、高木林を好む、アカゲラやヤマガラなどの多くの鳥類、ムササビやリスなども住み着くでしょう、昆虫も住み分けを行うので、クワガタやオオムラサキなど森林性の昆虫が棲める場所がうまれます。

植樹6

 

 

   森林再生にかける想いは一つ

 

 

 



このように、非常に多くの生き物が住むことができる20もの異なった環境が循環しながら、常にその区域内のどこかには存在し続ける、そのことが、薪炭林のローテーション管理が、生物多様性の揺り籠と呼ばれる由縁なのです。

今回の植樹は、そのプロジェクトの記念すべきスタートです。大変多くの人達の善意が結集されてスタートをきれたことは、この森にとっても、とても幸せなことであったと思います。



鹿よけ柵

 シカよけの柵作り。

 植樹した苗をシカの食害から護る為に、

 枝を井桁状に組み合わせて、柵を作りました。

 足の骨折を嫌がる、シカの習性を利用した

 新しい試みです。

 


人の連鎖

          未来にわたす人の連環。

 


 

 

 


コナラの苗 

 早く大きくなってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 


集合写真



                      みんな、なんだか嬉しそうです。


koga

 

この後、秘蔵の画像が公開されます!

 

興味のある方は続きをどうぞ・・・・・

続きを読む...

街に森を・・・その1

先日、 「街にもっと森を作って行こうという」 お話しを読みました。
それは、街に木を植えていこうというお話しではありません。
木造の建築物をもっと建てましょうというお話しです。

木材は二酸化炭素を貯蔵しています。
山から木を伐り、その木で家を建てれば二酸化炭素は家という形でそのまま貯蔵されます。
木を伐った山は植林をされ、森が再生され、新たに二酸化炭素が貯蔵されます。
山の森を木造建築という形に変えて街に移し、二酸化炭素を固定し、新たな木を育てることにより二酸化炭素をより多く吸収しようというお話しです。

木は、成長の盛んな時期に多くの二酸化炭素を吸収し酸素を作ります。
そして30〜40年ぐらいたつと次第に成長の速度は緩やかになり、二酸化炭素の吸収量も減ってきます。
成長期にある森が多い状態がより多くの二酸化炭素を吸収して酸素を作っています。

青梅の杜から伐りだした材木
木を伐ることが環境によくないという考え方も

ありますが、人工林では大きく育った木は

収穫してきちんと使用し、そして新しい木を

再び育てていくという循環再生を行うことが

地球環境に優しい行いだと思います。

 

 

                                   青梅の杜から伐りだした材木

今、日本の森には木材需要の低迷と海外からの木材輸入の為に、収穫期を超えた木がいっぱい、成長期の森への更新がなされていません。
また、より良い森を作る為に間伐された木も使われず山に放置され腐らせている現状です。

緑に溢れた山であっても、今の日本の山は、地球温暖化の防止に向けて、二酸化炭素を吸収して酸素を作るというその能力を十分に発揮していないのです。
大きな社会問題となっている花粉症も、成人した木が多量の山に残り、その生殖活動として盛んに花粉を発生させているもので、適正に収穫をされ若い木に更新されていればこれほどの問題にもならなかったと言われています。


街の森づくりは、木造の建築物だけではないと思います。
ビルやマンションでも内装に木を使ったり、木造の家具を使うなどいろいろな形があると思います。
身近かに木のある生活は地球にも優しい、自分にも優しい生活ではないかと思います。

 

takata

 

 

製材された材木 

  薪窯パン工房「木の葉」は青梅の杜の木で

  建てました。

  こんなに立派な材がとれました。

 

 

 

 

製材された材木2

 

 

 

                  匠の技が光ります。

 

 

  



薪窯パン工房木の葉

杜の材で造った建物。自然との調和を目指して・・・。

 

 

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