杜の雪
昨夜来の雪で杜はすっかり雪景色となりました。
ここが東京とは思えない美しい景色がひろがります。
ここが東京とは思えない美しい景色がひろがります。

とっても素敵な景色ですが、山の仕事をするものにとって、雪はあまりありがたいものではありません。
東京の湿って重い雪が木に降り積もると、その重みで木は曲がって折れてしまいます。
昭和61年と平成10年の大雪では数千本の木が折れてしまい、その片付けだけで約2年もかかりました。
雪で折れた木はどこが裂けているか解らず木材としては使用することもできないのです。
また、雪が降ると山の仕事はできません。
雨と違って雪が溶けるまで数日間は山に入ることができません。
人の入れない山は、動物たちにとっては格好の遊び場の様です。
雪の上にはあちらこちらに足跡があります。
うさぎにかもしか、てんにたぬき・・・・
こんなにもたくさんの動物たちが暮らしていることを教えてくれた雪でした。
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takata