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今年のドングリ そして一匹のリスの話(その2)

もともと、コナラは、2、3年おきに、かなり大きな範囲毎に、不作、豊作を繰り返すことが知られています。

もし、毎年、大量に安定的にドングリを落とし続けると、ドングリをエサとする小型のげっ歯類、
リスやアカネズミ達が豊富なエサを食べて増え続け、せっかっく実らせたドングリも
全て食べつくされて、子孫を残せなくなります。

そこで、植物としての生き残りの戦略として、その地域全体のコナラが2、3年おきに、
一斉に大凶作になり、ドングリをそれこそ一個も落とさない、というようなことをするようです。

つまり例えば、前年大豊作のドングリを食べて、数の増えたアカネズミも
今年、コナラが一斉にドングリを落とすのをやめれば、増えすぎたアカネズミ達は
少ないえさを奪い合って、その数を劇的に減らします。

そこで、翌年、再び大量のドングリを落とせば、ほとんどのドングリがネズミたちに
食べられることなく芽を出すことができるのです。


これは、最近有力視されている、どんぐり豊凶についての一説ですが、
もう一つの説として、他の種子と比べて、はるかに大きなドングリを沢山実らせる為には、
その親木であるコナラは膨大なエネルギーを費やすことになり、2年3年と豊作を続けるのは難しい、という説も有り、こちらも有力です。

今年のドングリ




いずれにしても、今年は、コナラのドングリは拾いません。

元々、森のドングリに関しては、リスやネズミやクマ達に優先権があるのですから、
わずかに実ったドングリは、みんな彼らに譲ることにします。

それにつけても心配なのは今年の冬、アカネズミやリス達が無事に冬を越せるのか。
自然の摂理、と言われれば、その通りで、我々にできることは少ないのですが。

もっともっと、この森の中にドングリ以外にも実をつける多種多様な木や草を
増やしていかなければならない、と思います。

アカネズミやリス達、一匹一匹の暮らしぶりにまで、心を配って行う森づくり。


来春、あのドングリの木の梢に、元気なチョコの姿を見ることができるでしょうか。 


森のkumasaburou

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